SICSについて
札幌イメージコーディネート研究会とは
札幌イメージコーディネート研究会(SICS)は、色とイメージの関係を正しく理解し、自分の感性をより洗練させることを目的としています。
『イメージ9分類』を主とした感性マーケティングの第一人者である宮内先生のもと、その手法と活用を学ぶために、「色」を扱うさまざまなジャンルの有志が集まり2000年に発足した個人参加型の研究活動組織です。
色やイメージの有効な活用により、北海道の発展に寄与することを目的に19期(2018年)に渡り、研修や研究活動を行っています。
企画・開発に役立つ『イメージ9分類』とは
SICSにおいて実践的に学んでいる『感性イメージ9分類』とは、一人ひとり主観的で曖昧な「イメージ=感じ方」を、できるだけ客観的な「感性表現」として大きく「9つ」で捉えることです。この手法は、直感力の裏付けを論理的に組み上げる方法論として、宮内博実先生(静岡文化芸術大学名誉教授)によって研究・開発されました。
このイメージ分類手法は、117の形容詞を9つの「イメージ」のグループに再構成、色、柄、形、素材などのデザイン要素との関連性、味、音、香り、手触りなどの感性分析を可能としています。
まずは集めたアイテムを、この「9つ」のイメージに分類することから始めます。
多くの人がかかわるプロジェクトやデザイン開発において意見の集約、具体的なコンセプト立案などに客観的尺度として活用しています。