SICS

SICSについて

これまでの活動

SICS 23期 第6回例会(2023年3月18日)

第6回目の例会では,講義として,

  • 感性マーケティングについて
事例を用いて解説を行っていただきました.
午後からは,「9分類イメージマップ制作」課題の発表・講評を行いました.

●会場風景

例会風景 例会風景

●参加者の感想

  • ホテルのコンセプトは経営者や総支配人の意向によるところが大きいと思うのですが、先に取り上げられたホテルに関しましては、以前の内装をよく知っていたこともありこんなに変わったのか!と驚きを隠せませんでした。
    以前、トータルコーディネートや感性的なことは、デザイナー等より決裁権のある人が理解している必要があるというお話を伺ったことがありますが、そのお話が少し頭をよぎりました。
  • CGの発達により、可視化される空間が広がった分、イメージをコーディネートして見せる力(魅せる力)にはよりいっそう能力やセンスが問われることを感じました。
    また、その一方で、コーディネートの美しさよりも顧客の好みが優先されるケースもあることを知り、知識として身に付けたことを、実践で活かしていくまでには、自分はまだまだ研鑽を積まなければならないなと思いました。

●1年間参加した学生の感想

  • 色彩に関する基礎的な知識だけでなく、レイアウトや都市景観、その背景の考え方などまで学ぶことができたことが自分の身になったと感じます。
    これからの制作活動で色やその他の要素が対象にどう影響するかを考えることを大切にしていきたいと思います。
  • 1年間、貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。企業やメーカーのデザインを題材に、イメージに基づいたデザインの考え方を教えていただきました。商業的な内容も多く、大学の授業で教わる内容とは全く異なるアプローチでのお話で、これからの学びの理解をより深めることができました。
    特に、デザインは必ずビジネスにつながるということを意識できていなかったのですが、今までの講義を受けて、デザインとビシネスには繋がりがあるということを理解することができました。商品のイメージを分析し、売りたいターゲット層に受けるデザインを意識してデザインすることの大切さを改めて理解することができました。大学でも、ペルソナを意識してデザインすることは大切だと教えられていますが、SICSでは、その具体例や事例をもとに、イメージ分析をして商品を売り出すということを教えていただけて、これまでの学びが深まりました。イメージを正確に分析するためにも、身の回りものや景色、お店の中の商品、ホテルの内装など、世の中のもののあらゆるものに意識を向けて観察したり、考えたりすることで感性を柔軟にしていけるようにしたいと思います。
    これから何かをデザインするときには、自分がデザインしたいもののターゲット層に受けるイメージを分析し、そのイメージに沿ったものをデザインできるように、これまで以上にペルソナを意識しようと思いました。